お知らせ  

新潟名物・塩引き鮭の作り方の授業

今日、新潟県村上地方で今年はじめての雪がふりました!

調理科の学生に塩引き鮭の授業をするために村上市の

はずれの三面川まで行ったら、そこはもう雪でした!

すごくイキのいいすばらしい鮭が手にはいり、

戻ってすぐに鮭のさばき方と塩引きの授業です。

講師はベテランの(株)渡森の渡辺社長です。

毎年、講義と実演をお願いしていますが、塩引き鮭の歴史や

鮭一匹を余すところなく利用する、新潟ならではの食べ方、

保存方法などもお話してもらっています。

みんな熱心に,真剣に聞いて、いざ自分達で挑戦です。

3キロ位の鮭と大格闘し、大量の血にもめげずがんばりまし

た。きれいに洗ってから塩をすりこみます。

特に頭とお腹の中には沢山の塩をしっかりとすりこみ、重し

をかけて1週間くらい冷たいところでねかせます。

そのあと、塩を流してからきれいに拭いて、

ぶら下げて寒風に干し、正月を待ちます。

村上市では、このぶら下がった鮭が風物詩として

名物になっています。

この塩引き鮭を見るともうすぐお正月だなあと思います。